ぼくには車がありません。
あるのは足が2本。
でも都会の喧騒を離れてキャンプに行きたい。
でもレンタカーをソロキャンプで毎回使うのはかなりお金がかかる。
でも車を買うのもお金がかかるし都内の車維持費はすんごい高い。
でもキャンプに行きたい。
そうだ。歩いて行こう。
と、いうわけで徒歩キャンプにチャレンジしたのが数年前。
当初、手持ちのギアを「DOD キャンパーノコロコーロ2」に詰め込めるだけ詰め込み(正確にいうと詰め込めてもいなかった)、都内から電車で行きやすいキャンプ場にチャレンジしました。

結果、惨敗。
オートキャンプを想定して揃えていたギアでは重すぎて、そしてキャンプ場の悪路、また付近の坂にコロコロは全く適さず、あえなく撃沈しました。冗談じゃなくちょっと泣きました。
そりゃそうです。
ぼくの学生時代の部活は吹奏楽部。仕事はデスクワーク。体力も並かそれ以下かもしれません。
無謀な挑戦だったのです。
ですが、そんな辛い挫折にもめげず、ちょこちょこと軽量化を図りギアを揃えてきました。
結果、総キャンプギア数は150を超えました。その全てはこちら。お金がなくなってまた泣きました。
そしてそんな無駄な買い物を繰り返すこと数年、なんとかギリギリ泣かないで徒歩ソロキャンプに行けるラインナップが揃ってきた気がします。
もちろん、ぼくはULガチ勢ではないのでガチ勢から見たら「いや重すぎwww」となるでしょう。でも人のキャンプを笑うキャンパーなど放っておけばいいのです。
でも落ち込むので責めないで。
そんなぼくの150点のキャンプギアから選ぶ現時点の「徒歩ソロバックパックキャンプ1軍ギアリスト」を、パッキングとともにご紹介します。
気になる重量は最後に。
バックパック:Mardingtop ミリタリーバックパック(75L)
使用しているバックパックはMardingtop ミリタリーバックパック(75L)です。
冒頭に記載の理由から、徒歩キャンプに再挑戦するにあたりコロコロではなくバックパックに変えました。
ちゃんとしたバックパックなら意外と背負った時の重さの感じ方はそれほどでもないのです。
ほぼ腕力だけで持っていくコロコロと違い、バックパックであれば全身に重量を分散させて運ぶことができるからです。
容量はもっと少ないものも迷ったのですが、そんなガチガチのUL軽装備を最初からできるわけないだろうと踏んで、とりあえずでかいやつにしてみました。今考えるとちょっとでかすぎた気もしますが、まぁパンパンに詰めなければいいのです。
このバックパックはいいですよ。なんてったって信じられないほど収納場所やポケットがあります。ご紹介しましょう。(場所の名前は適当です)
- メインルーム
- トップポケット
- フロントポケット(上)
- フロントポケット(下)
- サイドポケット(右)
- サイドポケット(左)
- ウエストポケット
- 外付け
と、ざっとこんな感じの収納エリアがあります。
これだけ収納が分けられると、小物も多いキャンプギアが非常に収納しやすいのです。
また、サイドポケットは長いので、ポールなどの長物もすぽっと入ります。
そして、「モールシステム」といってバッグのいろんなところにループとかが付いているので、場合によっては色々カラビナでひっかけたりして拡張できます。
さらに、背負いやすさという意味でも腰や背中のクッションが非常にしっかりしており、腰のベルトをしっかり締めることで重量が分散され、とても楽に背負うことができます。
ひとつ問題は、このバックパックだけでも2.7kgあるということです。
果たして全体で何kgになってしまうのでしょうか。
では、収納エリアごとにこのバックパックに詰め込まれたぼくの徒歩キャンプ1軍ギアの全貌をご紹介しましょう。
メインルーム:大物ギアと小物の収納術
このメインルームに入っているものは以下です。
小分けに出来なさそうな大物系を中心に収納しています。


下の方からご紹介しましょう。
収納順は基本に則り、「軽いものは下、重いものは上」ということでこの順番になっています。
- シュラフ:montbell シームレス ダウンハガー800 #2 (703g)
- 枕 :Hikenture キャンプ枕 (140g)
- テント: BUNDOK ソロドーム (1.88kg)
- チェア:OUTBEAR あぐらチェア (850g)
- ギアケース:QQOLi ソフトコンテナバッグ (中身入り実測値2.1kg)
- ギアケース:WILDTECH ギアケース L (中身入り実測値3.8kg)
テントではなくハンモックにすることもあるのですが、基本はまぁテントですね。
登山用テントとかの方がもちろん軽いことはわかっていますが、そんな金はないのでバンドックのソロドームをチョイスしました。
シュラフに関してはずっと使ってるダウンシュラフですね。これは普通に軽い。
枕もなくてもいいっちゃいいのですが大した荷物でもないので一応持っていきます。
チェアに関しては使わずに地べたスタイルというのも一度やったのですが、やっぱ座れた方が普通に楽なんで少しでも軽くするためにこちらのチェアをチョイス。
テーブルがフィールドホッパーなので高さがない椅子がいいなと思いあぐらスタイルです。
次にこのメインルームを小分けにしている2つのギアケースの中身を紹介しましょう。
WILDTECH ギアケース L
このギアケースがメイン?のギアケースですね。3ページ?に分かれていてとにかく色々入ります。中身はこんな感じ。



3ページ目は今のところ入れるものがなくて使ってません。
- テーブル:SOTO フィールドホッパー (395g)
- ハンマー:CARBABY ペグハンマー (315g)
- ランタン:Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH (72g)+Naokin ゴールゼロ シェード
- 火ばさみ:Belmont UL Hibasami (70g)
- ナイフ:馬場長金物 多喜火鉈110mm (300g)
- ノコギリ:神沢精工 サムライ 騎士 240mm (235g)
- ライター:SOTO スライドガストーチ (52g)
- 焚き火小物:ファイヤースターター、着火剤、麻の火口、火吹き棒、マッチ
- ウォーターキャリー:エバニュー Water carry 2000ml (42g)
- グラウンドシート:GEERTOP グランドシート(90x210cm) (145g)
- ランタン:Coleman ハンギングEライト (130g)
- ライト:milestone ヘッドライト (28g)
- ゴミ箱:ZEN Camps アッシュキャリーM×2 (480g)
- その他:防寒テムレス、ガス抜きツール、マグネットフック
全体的に軽めのもので小物は揃えています。
意味がわからないところとすれば、着火剤のファイヤーライター用に真鍮のケースを使っています。何がしたいんだ。
QQOLi ソフトコンテナバッグ
さて、もう一つのギアケースもご紹介しましょう。
こちらにはクッカーやキッチンツール系、コーヒー系を収納しています。


- クッカー:snow peak アルミパーソナルクッカーセット (500g)
- シェラカップ:snow peak チタンシェラカップ(通常、深型) (112g)
- シングルバーナー:SOTO マイクロレギュレーターストーブウインドマスター (87g)
- バーナー小物:ウインドスクリーン、バーナーパッド
- カトラリー:snow peak 和武器 L (49g)、スクー (30g)
- ナイフ:OPINEL ステンレススチール #9 (50g)
- まな板:CAPTAIN STAG カッティングボード (57g)
- トング:Naturehike チタントング (16g)
- ソムリエナイフ:MERCTIME ソムリエナイフ (110g)
- コーヒーミル:ハリオ コーヒーミル・スマートG (310g)
- ドリッパー:MUNIEQ Tetra Drip Sサイズ+フィルター (30g)
- ポット:エバニュー マグポット500 フラット (79g)
- マグカップ:エバニュー Ti Demitasse 220 FH (42g)
- コーヒーメジャー:カリタ コーヒーメジャー (10g)
こんな感じですね。とりあえずこれを近くに置いておけば料理やコーヒーに対応可能な感じにしてあります。
まぁソロキャンなんで基本全て近くには置いてあるのですが。
ここに入っている小物もなるべく軽量なものを揃えました。
クッカーの中にはOD缶が一つスタッキングされています。
エバニューのポットとカップもスタッキングされています。
コーヒー系は人によってはいらないと思うのですが、ぼくがキャンプに行っている理由のほとんどが「朝ちゃんと淹れたコーヒーを飲みながらタバコを吸う」みたいなことになっているので外せないのです。
以上が、メインルームの全貌です。思ったより色々入っていましたね。誰の思ったより??
トップポケット:シートと小物と着替え
続いてトップポケットです。
ここには設営の時に最初に必要になりそうなものとか着替えとかを入れています。
写真を撮るほどのものでもないのですが、一応載せておきます。

- シート:HOBI 鉤式陸布 弐型/参型 (305g)
- ウェットティッシュ
- ビニール袋
- 着替え
シート系はあんま地面に置きたくないものをとりあえず置いとくようにすぐ取り出せるここに入れます。
ウェットティッシュとかビニール袋もなんかよくわかんないタイミングでちょいちょい必要になりますよね。ということでここです。
フロントポケット(上):救急セット
ここもあんま入ってないです。というか入れるものがなくて。

- セーフティ:BASETEC 救急セット 22点 (260g)
フロントポケット(下):焚き火台一式
ここには焚き火関係が入っています。中身はこんな感じ。

- 焚き火台:STC ピコグリル398 (500g)
- 焚き火シート:ZEN Camps 焚き火シート/遮熱シート (590g)
- 火消し袋:ZEN Camps アッシュキャリー L (410g)
これらをまとめてこんな感じでスタッフサックに入れてまとめてポケットに入れています。

これらまとめて1,650gでした。
サイドポケット:長物やペグ
サイドポケットには長物とペグが入っています。

- ポール:FIELDOOR カーボンポール 強化型伸縮式 220cm×2 (700g)
- ペグ:Soomloom チタンペグ 25cm(12本)(600g)
- ラック:Naturehike ハンギングラック M (500g)
外側:マットやグローブやロープ
外側にはこんなものが取り付けられています。

- マット:NEMO スイッチバック (420g)
- グローブ:Bush Craft クイック焚き火グローブ S (180g)
- クーラー:THERMOS ソフトクーラー 5L (300g)
- ロープ、カラビナ、自在金具、マグネットフック
ロープは何mだか忘れましたが長いのが1本、短いのを何本かぶら下げています。
ちなみに一応予備で中のメッシュポケットにあと数本入れています。
クーラーには、食材の荷物が増えないよう、また料理ができるだけキャンプ場で焼いたり煮たりするだけで済むように、下ごしらえを済ませたものを入れていきます。
徒歩ソロでそんな凝った料理を作るのはきびしい戦いになります。
保冷剤としては500mlペットボトルの水を凍らせたものを入れておきます。
気になる徒歩バックパックキャンプ装備の重量は?
ではいよいよ軽量にいってみましょう。クーラーには何も入れない状態にしておきます。
ちなみに、徒歩キャンプでは総重量10kg〜15kgが目安らしいですよ。
重量計でちゃんと実測値を計りました。
さて、果たしてその重量は…?
約18kg でした!
え…?私のバッグ、重すぎ…?
はい、ぼくもそう思います。なんかここまで偉そうに紹介してほんとすいませんでした。
ここから軽くするアイデア
流石にロマン溢れるパッキングをしすぎた可能性がありますのでいくつか軽くするアイデアをざっと考えてみます。
- テントを使わずハンモック+タープにする。
- 直火ができるキャンプ場を選んで焚き火台一式を持って行かない。
- ノコギリとかいらない。ナイフも多喜火鉈ではなくモーラナイフにする。
- ペグを減らす。
- ハンギングラックを持って行かない。
- ランタンを一つ減らす。
- 意味不明な真鍮の着火剤ケースをやめる。
- もっと軽いクッカーにする。
- もっと容量の少ない軽いバックパックにする。
こんなところなどを突き詰めてやっていけばあと最大5kg減くらいはいけるかもしれません。
伸び代ですね。それでも重いけどね。
割合としては色々入っているギアケースが重いんですよね。ここをこれからどうにかしていく必要がありそうです。というかそもそもギアケースを使うのが間違いなのかもしれない。
まとめ
ぼくの徒歩ソロバックパックキャンプ1軍リスト、いかがでしたでしょうか?
軽さだけを求めればもっといけるとは思うのですが、快適さもある程度求めたいのでこんな感じのラインナップ、重量になりました。正直かなり重いと思います。
ただ、まだまだ発展途上です。
今はまだなんとか体力があるのでいけますが、数年後には家を出るのも一苦労になるかもしれません。
何回も徒歩キャンプをやっていくにつれて、「あ、これやっぱいらないな」というのがわかってくると思うのでこれからまた修行ですね。
世の中のライト級キャンパーって平気で10kg切ったりするんですが意味がわかりません。どうやってんの???
徒歩キャンプって、ちょっとだけ玄人感ありますよね?そんなことない?
でも徒歩キャンプでも行けるギアセットが完成すれば、今まで荷物の積み下ろしが大変で避けていたような、車が横付けできないサイトしかないキャンプ場にももっと気軽にいけますよ!
皆さんのキャンプライフの幅をさらに広げるためにも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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