「新しい趣味を見つけたいけど、キャンプって実際どうなの?」
「キャンプ用品を揃えてハマらなかったらもったいないし……」
そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
SNSで見かけるキラキラしたキャンプ風景だけを見ると、「自分とは違う世界の遊び」に見えてしまうかもしれません。
しかし、実際はどうでしょうか?
これまでぼくは、アイドルオタク仲間を中心に6人ほどにキャンプを勧めてきましたが、驚くことにかなりの高確率で彼らは「沼」にハマっていきました。
その経験と、ぼく自身の性格を分析して見えてきた、「キャンプを趣味にするべき人」の意外な共通点を7つご紹介します。
1. 深掘りが得意な「オタク気質」な人
とにかく「オタク」と「キャンプ」は相性がいいです。
なぜならオタクは
- そもそも何かにハマりやすい
- 知識を積み上げるのが好き
- 好きなことに対しては非常に行動的になれる
といった特徴が備わっているからです。
これまでぼくがキャンプを勧めてハマってきたオタクはアイドルオタクではありましたが、同時に車やバイク、電車が好きだったり、麻雀やボドゲに凝っていたり、「何か一つのことに熱中できる」才能を持っていました。
また、キャンプは「知識を積み上げていく遊び」でもあります。
設営のコツだったり、焚き火の扱いだったり、ロープワークだったり、はたまたキャンプ料理だっったり…。とにかく知っておくと役立つ知識がたくさんあります。
そんな知識の吸収に抵抗がないオタクはキャンプに向いていますのでぜひやりましょう。
そしてさらにタチの悪いことに(?)、オタクには収集癖のあるタイプも結構います。
ここまできたら完璧にキャンプ向きと言えます。
だってキャンプ用品ってめちゃくちゃ種類あるし集めるの楽しいから。
2. 「モノ(道具)」が好きな人
いまキャンプギアのお話をしましたが、そもそも「モノ」が好きな人はキャンプに向いています。
ここで言う「モノが好き」というのは、「機能美や独自のデザインに惚れる」タイプも「高級ブランドのモノを所有したい」タイプも両方含まれます。
まず、キャンプ用品には機能性が高いモノが非常に多いです。
荷物に制限があるアウトドア遊びですから、一つで2役どころか3役、4役になれるようなギアもあります。
また信じられないくらいコンパクトになったり、「こんなにしっかりしてるのにこの軽さ!?」的な驚きのあるギアも数多くあります。
そんなモノ自体の機能性に惚れてしまいがちな人はキャンプに向いているでしょう。ぜひアウトドア用品店に行ってください。
またデザインやカラーバリエーション、素材なんかも今のキャンプギアはかなり豊富です。
昔ながら(?)の無骨なミリタリーデザインのものから、真っ白・真っ黒のモノトーンのギアやカラフルでポップな色合いを楽しめるもの、どっしりとした鉄製ギアや洗練されたチタンの輝きまで、非常に多岐に渡ります。
そんな多くの選択肢から自分の好きなモノを選抜していく楽しさを知っている「モノ好き」はキャンプもきっと楽しめることでしょう。
3. 休日は家で「特に何もしていない」人
これは意外かもしれませんが、「趣味が欲しいけどいつも家で漫画とかネトフリとか見て終わっちゃう人」にもキャンプはおすすめです。
なぜかというと、「いつも家でやっていることをキャンプ場でやるだけでキャンプが趣味って言えちゃうから」です。
そもそもキャンプってあんまり何もしないんですよ。
よくあるキャンプアクティビティで外でしかできない遊びって焚き火くらいですかね?
まぁ釣りとかもありますが、それをやってる人はもうそもそもアウトドア向きなんで置いておきます。
ぼくも実際キャンプ場に行ったらまぁ設営撤収は仕方ないとして、あとは料理したり、お酒飲んだり、タバコ吸ったり、コーヒー淹れたり、YouTube見たり、そんな感じで過ごしているんですよね。
家でやってることをそのまま外でやってるだけで、違いは目の前に焚き火があるかないかくらいです。
なのに、ぼくは胸を張って「趣味はキャンプです!」と言っています。
無趣味な人もキャンプ場でゴロゴロ過ごすだけで趣味人になれちゃいます。どうですか?
逆に、「何もしない時間を普段から楽しめる人」こそかなりキャンプに向いている人だと思いますよ。
4. 譲れない「こだわり」が強い人
これはちょっとオタクと似ていますが、友人とかに「こだわり強いね〜」とか言われがちな人はキャンプでもその才能を発揮できるかもしれません。
というのも、キャンプにはこだわれるポイントがたくさんあります。
例えばキャンプスタイル。ひたすら野営地みたいなところで無骨にキャンプをするこだわり。
例えばキャンプギアの色。オールブラックでシックにまとめるこだわり。
例えばキャンプギアの軽さ。とにかく1gでも軽くして究極のULキャンプを目指すこだわり。
例えばキャンプ料理。家ではできない焚き火料理やBBQを追求していくこだわり。
普段から自分の行動や選択に独自の軸があって、こだわりを持って生活している人はキャンプに行くとさらに新しい世界が待っているかもしれません。
「自分だけの正解」を追求したい人にとって、キャンプ場は最高の実験場になるのではないでしょうか。
5. どこでも寝られる「睡眠の才能」がある人
これは特徴というか、適性に近いのですが、実はキャンプを続けていく上で最も重要なポイントかもしれません。
キャンプ場は、決して「安眠に最適な環境」ではありません。隣のサイトの話し声、鹿や鳥の鳴き声、硬い地面、暑さや寒さ……。
「ベッドや枕が変わると眠れない!」という人は残念ながらキャンプがかなりストレスになるかもしれません。
そんな環境の変化を気にせず、寝袋(シュラフ)やコットの上でぐっすり眠れる人は、キャンプ最大のストレス要因を「ゼロ」にできます。
「朝、外の空気で目が覚める爽快感」だけを純粋に楽しめる人は、キャンプにハマるための最初かつ最大のハードルをクリアしていると言えるでしょう。
6. たまに「凝った料理」を作りたくなる人
普段から毎日しっかり料理を作る方よりも、「たまにスイッチが入るとスパイスからカレーを作り始める」ような人の方が、キャンプ飯にはハマりやすい傾向があります。というかぼくがまさにそのタイプ。
キャンプの料理は家事ではなく、ある種エンタメに近いところがあります。
スキレットやダッチオーブン、焚き火でのワイルドな直火調理など、家で毎日やるには面倒だったり不可能だったりする料理がキャンプ場では思い切り楽しめます。
もちろん普段から料理をする人も、そういった「非日常料理」を楽しめますし、逆に普段はズボラでも、たまにやる気を出して凝ったことをしたいタイプの人にとって、キャンプは最高の発表会になります。
7. 作業をゲーム化できる「効率厨」
キャンプって結構面倒な作業も多いんですよね。
例えば家から車への積み込み、設営、洗い物、撤収、荷下ろし…などなど。
そういった「面倒な作業をゲームとして楽しめる」人はキャンプがストレスになりにくいです。
広くはない車の荷室にいかに美しくテトリスのように荷物を収められるか、無駄な動きを削って最短時間で設営を完成させるRTA、またキャンプ中もいかに立ち上がらずに全ての作業を効率よくこなせるサイトレイアウトにするかなどを楽しめる、いわゆる「効率厨」的な人は結構キャンプに向いていると思います。
そんな「効率を上げることに楽しみを見出せる人」にとってはキャンプは最高のゲームしれません。
逆にあまりキャンプに向いていない人
ここまでキャンプ向きな人の特徴を挙げましたが、逆にキャンプにあまり向いていない人の特徴もめちゃくちゃ簡単に紹介しておきましょう。
とにかく虫が嫌い
キャンプ場は外です。虫もそりゃあいます。というか虫がいるところに人間が乗り込んでいます。
「蟻1匹見たくない!」という方は残念ながら家にいた方が賢明かもしれません。
多少の虫は許容できるかもというかたは冬キャンプをおすすめします。
さっぱりお金がない
キャンプ用品を買うのもレンタルするのも、全てタダで、とはもちろんいきません。
キャンプ場代も、交通費も、薪代とかガス缶のような消耗品類も、飲食費も下手すると普段よりノリで高くなりがちです。
「趣味にかけられるお金の余裕なんてさっぱりないよ」という方は、副業を始めるなり転職するなりしてお金を稼ぎましょう。
ぼくはお金がないのでUber Eatsの配達パートナーを始めました。1週間で2万稼ぎました。
その記録などはこちらをどうぞ。
全然時間が取れない
「忙しすぎて週末ですら全然時間取れない!」という人もあまりキャンプを楽しめないかもしれません。
でもどうしてもいきたいという方はなるべく近場のキャンプ場で日帰りのデイキャンプがおすすめです。
テントも張らないし荷物も少なくなるので設営撤収の時間は少なくなりますし、昼間なので醍醐味は薄れてしまうかもしれませんが焚き火もできます。
1泊2日のキャンプで疲れるよりもむしろリフレッシュできるかもしれませんよ。
神経質・潔癖気味
これはまぁ外でやる遊びですし、周りにも人がいる環境なのでどうしても神経質だったり潔癖気味の人は厳しいかもですね。
どうやったって衛生面ではインドアアクティビティとか家にいるよりは劣りますし、解決策としては炊事場がサイトに設置されているところでとにかく手を洗いやすいところを選ぶとか、耳栓を持っていって寝るときに少しでも音が気にならないようにするとかですが、そういうのも結構ストレスになってくるんじゃないかなあと思います。
コスパ・タイパにやたらうるさい
コスパはまぁともかく、いつから言い始めたのかわかりませんがタイパってなんですか。
キャンプって、「ゆっくりと無駄な時間を楽しむ贅沢な遊び」だと思っている節があるので、映画を1.5倍速で見たり、イントロやギターソロなんて音楽にいらないんだ!という派閥の方はお引き取り願った方がいいかもしれません。これはちょっとぼくの好き嫌いが出てますごめんなさい。
ちなみに別にコスパも良くはないと思います。
というか、趣味にパフォーマンスを求めるのがお門違いだという説もあります。ぼくの中で。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「キャンプ=アクティブでキラキラした人の遊び」というイメージを持っていた方にとって、今回の「オタク」「効率厨」「家で何もしてない人」といったキーワードは意外だったかもしれません。
でも、ぼくが実際に見てきた「沼にハマった人たち」は、みんな何かしら自分の譲れないこだわりを持っていて、それをフィールドという自由な空間で爆発させている人ばかりです。
キャンプは不便です。準備も撤収も面倒です。 でも、その不便さを自分なりの知識や効率化(RTA)でねじ伏せて、最高の「何もしない時間」を作り出す。このプロセスに少しでもワクワクしてしまったなら、あなたはもう立派なキャンプ適正の持ち主です。
まずは、家でYouTubeを見ているその時間を、一度だけ外に持ち出してみませんか? 焚き火の煙に巻かれながら、自分だけの「こだわり」を追求する時間は、きっと最高に贅沢な無駄遣いになるはずですよ。


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